機能性リン化合物

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これまで合成困難だった各種有機リン化合物を、安定して合成する方法を開発いたしました。

機能性リン化合物

■ 触媒を用いた、簡便かつ安価で画期的なビニルリン化合物合成法


従来、ビニルリンホスホン酸エステル類を合成するためには、高価な触媒を用いるか、 毒性の高い物質を使用する多段階の反応が必要でした。また、その過程では、大量の副生成物と廃棄物が発生するため、工業製品としての供給が困難でした。しかし、弊社では独自の触媒を用いた新たな合成法を確立する事により上記の問題を解決しています。



弊社では、独自の触媒を用いた、新たな合成法を確立いたしました。この方法は、従来と比較し、下記のような利点を持っております。

①安価な原材料
従来の方法と比較して、安価で安全な一般工業原料を使用しております。

②シンプルな反応
従来の方法では、複数の反応工程が必要でしたが、本法では、独自の触媒を使用することで、 1ステップで目的物を合成することが可能となりました。

③より安全で簡便な製造工程
従来の方法で使用されてきた猛毒のホスゲンを必要としないので、より安全に、かつ廃棄物をほとんど出さずに製造を行うことが可能となりました。


※ 本技術は、JST(科学技術振興機構)の委託開発テーマ「環境対応型難燃化処理剤の製造」として採択され、その結果が、成功と認定されました。詳しくは、下記プレスリリースをご参照ください。

→2012年6月26日 JSTプレスリリース


■ 様々なリン化合物のラインナップ


上記の技術を基盤に、弊社では様々なバリエーションのリン化合物の合成に着手しております。ビニルリン化合物はもちろんのこと、リン原子上にキラリティを持つ化合物、官能基を複数有する化合物など、特徴的な化合物を多数取りそろえております。

<化合物の一例>

リン化合物例

化合物の詳細については、商品紹介ページをご覧ください。

→機能性リン化合物商品紹介ページ
→錯体・配位子紹介ページ

→難燃剤商品紹介ページ


■ リン化合物の用途


各種リン酸エステル化合物が、これまでにも難燃剤として広く利用されてきました。また、ホスホマイシンのように抗生物質として利用されている化合物もあります。さらに、いくつかのリン化合物が、金属抽出剤として、実用化されています。

弊社では、このように、多様な広がりを見せるリン化合物の開発を通じて、産業の振興、および、社会の発展に貢献していきたいと考えております。